新スタンデッキ解説【王神の贈り物サイクリング】
2017年6月28日 Magic: The Gathering
結局、「グランプリ神戸」は【セレズニアカンパニー】を使用して9-6、
「アモンケット環境名人戦」は【アブザンデリリウム】を使用して5-4でした。
共に中途半端で不甲斐ない結果に。
今は「グランプリ京都」に向けてドラフトのピックを練習していますが、一応新環境のスタンも考え初めています。
今回、気になったのが《スカラベの神》と《王神の贈り物》。
その中でも特に構築の簡単そうな《王神の贈り物》について焦点を当てていきます。
このカードの特性として、
1.特殊なサーチ手段ゆえ、採用枚数が最低限でよい。
《来世への門》というカードは《王神の贈り物》を直接場に於けるだけでなく、サーチ先に手札、墓地があり《王神の贈り物》を素引きしても、また、破壊されても展開することが可能となっています。
2.永遠させるため、蘇生させるクリーチャーは打点よりも能力が重視される。
本来、リアニメイト戦略は墓地からデカブツを出すということを念頭においていますが、永遠の性質上、打点は意味ありません。
3.墓地を肥やさなくてはいけない。
リアニメイト戦略をとるからというもの勿論なのですが、《来世への門》の起動条件が「墓地にクリーチャーが6体以上」なためです。
4.サーチ手段が豊富。
先ほどから述べているように、《来世への門》でサーチ可能です。また、《来世への門》は《戦利品の魔道士》によりサーチ可能です。
5.最小限度の採用枚数でよい。
1.に関連しますが、基本的にどのような状況でも展開可能なカードのため、事故要因となる自身の枚数を極限まで削ることができます。
6.デッキ内のクリーチャー比を高める必要がある。
安定して《来世への門》を起動させるためです。
以上がこのカードの特性であり、強みにもなる部分だと思います。
これらを踏まえて作成したデッキがこちら
「墓地を肥やしつつ、デッキ内のクリーチャー比を高める」という条件の下、今回は「サイクリング」ギミックを利用しました。
基本的な動き
序盤はサイクリングを連打して墓地にクリーチャーを溜めます。
《戦利品の魔道士》を絡めたりしながら《来世への門》を場に出し、そのまま《王神の贈り物》をリクルート、墓地のリソースを叩きつけて勝つコンボデッキです。
モダンの【リビングエンド】に似ていますね。
対クリーチャーデッキは《イフニルの魔神》がマウントを取れるので、除去スペルは採用していません。
サイドで対応して行こうと思っています。
各種採用カード
・永遠の災い魔
《王神の贈り物》下で無限リソースとなります。
返しのターンで《王神の贈り物》が割られそうな場合やこれ以上墓地のリソースを削れない状況で使用することになると思いますが、蘇生優先度はかなり低めなので無くても構わないでしょう。
・機知の勇者
墓地を肥やしつつ、《王神の贈り物》後はドローエンジンとして活躍します。
当たり前ですが、永遠を前提としたデザインと相性抜群です。
・不毛地の蠍、川蛇、遺棄地の恐怖
サイクリングクリーチャー群です。
《不毛地の蠍》のような低スペックカードも永遠させると「4/4接死」とインパクトのある生物になります。
より有用なサイクリングクリーチャーがリリースされるたびに入れ替わるでしょう。
・巡礼者の目
《戦利品の魔道士》のサーチ先、かつ、永遠後は「4/4飛行」のアタッカーとなります。
・王神の贈り物
《排斥》されることを考慮して少し多めに採用しています。
明らかに《排斥》が下火のときは1枚でもいいでしょう。
プレイ
意味も無くサイクリングし続けるのはやめましょう。
《遺棄地の恐怖》も《川蛇》もプレイアブルです。
先が見えないのに《来世への門》を置くのは極力控えましょう。
《刻み角》や《世界を壊すもの》等を出されるかもしれません。
《イフニルの魔神》は能力起動できるマナが無ければ出さない方がいいです。
このカードの能力で盤面を掌握するので慎重に行きましょう。
《永遠の災い魔》や《機知の勇者》のようなアドバンテージを取れるカードから展開すると吉です。
「アモンケット環境名人戦」は【アブザンデリリウム】を使用して5-4でした。
共に中途半端で不甲斐ない結果に。
今は「グランプリ京都」に向けてドラフトのピックを練習していますが、一応新環境のスタンも考え初めています。
今回、気になったのが《スカラベの神》と《王神の贈り物》。
その中でも特に構築の簡単そうな《王神の贈り物》について焦点を当てていきます。
このカードの特性として、
1.特殊なサーチ手段ゆえ、採用枚数が最低限でよい。
《来世への門》というカードは《王神の贈り物》を直接場に於けるだけでなく、サーチ先に手札、墓地があり《王神の贈り物》を素引きしても、また、破壊されても展開することが可能となっています。
2.永遠させるため、蘇生させるクリーチャーは打点よりも能力が重視される。
本来、リアニメイト戦略は墓地からデカブツを出すということを念頭においていますが、永遠の性質上、打点は意味ありません。
3.墓地を肥やさなくてはいけない。
リアニメイト戦略をとるからというもの勿論なのですが、《来世への門》の起動条件が「墓地にクリーチャーが6体以上」なためです。
4.サーチ手段が豊富。
先ほどから述べているように、《来世への門》でサーチ可能です。また、《来世への門》は《戦利品の魔道士》によりサーチ可能です。
5.最小限度の採用枚数でよい。
1.に関連しますが、基本的にどのような状況でも展開可能なカードのため、事故要因となる自身の枚数を極限まで削ることができます。
6.デッキ内のクリーチャー比を高める必要がある。
安定して《来世への門》を起動させるためです。
以上がこのカードの特性であり、強みにもなる部分だと思います。
これらを踏まえて作成したデッキがこちら
クリーチャー 32
永遠の災い魔 2
戦利品の魔道士 4
機知の勇者 4
不毛地の蠍 4
巡礼者の目 2
秘法の管理者 4
遺棄地の恐怖 4
イフニルの魔神 4
川蛇 4
スペル 6
来世への門 4
王神の贈り物 2
土地 22
島 11
沼 2
窪み渓谷 4
詰まった河口 2
異臭の池 2
ガイアー岬の療養所 1
「墓地を肥やしつつ、デッキ内のクリーチャー比を高める」という条件の下、今回は「サイクリング」ギミックを利用しました。
基本的な動き
序盤はサイクリングを連打して墓地にクリーチャーを溜めます。
《戦利品の魔道士》を絡めたりしながら《来世への門》を場に出し、そのまま《王神の贈り物》をリクルート、墓地のリソースを叩きつけて勝つコンボデッキです。
モダンの【リビングエンド】に似ていますね。
対クリーチャーデッキは《イフニルの魔神》がマウントを取れるので、除去スペルは採用していません。
サイドで対応して行こうと思っています。
各種採用カード
・永遠の災い魔
《王神の贈り物》下で無限リソースとなります。
返しのターンで《王神の贈り物》が割られそうな場合やこれ以上墓地のリソースを削れない状況で使用することになると思いますが、蘇生優先度はかなり低めなので無くても構わないでしょう。
・機知の勇者
墓地を肥やしつつ、《王神の贈り物》後はドローエンジンとして活躍します。
当たり前ですが、永遠を前提としたデザインと相性抜群です。
・不毛地の蠍、川蛇、遺棄地の恐怖
サイクリングクリーチャー群です。
《不毛地の蠍》のような低スペックカードも永遠させると「4/4接死」とインパクトのある生物になります。
より有用なサイクリングクリーチャーがリリースされるたびに入れ替わるでしょう。
・巡礼者の目
《戦利品の魔道士》のサーチ先、かつ、永遠後は「4/4飛行」のアタッカーとなります。
・王神の贈り物
《排斥》されることを考慮して少し多めに採用しています。
明らかに《排斥》が下火のときは1枚でもいいでしょう。
プレイ
意味も無くサイクリングし続けるのはやめましょう。
《遺棄地の恐怖》も《川蛇》もプレイアブルです。
先が見えないのに《来世への門》を置くのは極力控えましょう。
《刻み角》や《世界を壊すもの》等を出されるかもしれません。
《イフニルの魔神》は能力起動できるマナが無ければ出さない方がいいです。
このカードの能力で盤面を掌握するので慎重に行きましょう。
《永遠の災い魔》や《機知の勇者》のようなアドバンテージを取れるカードから展開すると吉です。
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