フロンティア:デッキ解説【アブザンダーウィン】
2016年10月11日 Magic: The Gathering
【アブザンダーウィン】
24-土地
2-平地
3-森
2-溢れかえる岸辺
2-樹木茂る山麓
4-吹きさらしの荒野
2-コイロスの洞窟
3-ラノワールの荒原
1-窪み渓谷
1-燻る湿地
2-梢の眺望
2-花盛りの湿地
25-クリーチャー
4-エルフの神秘家
1-ズーラポートの殺し屋
4-エルフの幻想家
1-変位エルドラージ
1-博覧会場の警備員
2-先頭に立つもの、アナフェンザ
1-巨森の予見者、ニッサ
1-不屈の追跡者
1-金線の使い魔
1-ゲトの裏切り者、カリタス
3-包囲サイ
1-発明の天使
1-新緑の機械巨人
1-害悪の機械巨人
1-血統の観察者
1-ムラーサの緑守り
11-スペル
4-異界の進化
4-アブザンの魔除け
3-召喚の調べ
アブザンカラーの《異界の進化》を用いたグッドスタッフデッキです。
ダーウィンはダーウィンの進化論のダーウィンから来てるのだと思います。
現在はモダンでも同様のデッキを使用していますが、そのままフロンティアリーガルまで持ち上げてみました。
《復活の声》や《台所の嫌がらせ屋》のような汎用パワーカードは存在しませんが、相手も同じような状況なので問題は無さそうです。
・戦略
《エルフの神秘家》や《エルフの幻想家》で序盤を安定させ、《異界の進化》、《召喚の調べ》を用いてその場の状況に合わせたカードをサーチしてきます。
盤面が膠着した場面では、《変位エルドラージ》、《ズーラポートの殺し屋》、《血統の観察者》の無限ライフドレインで無理やり勝利することができます。
無限ドレインコンボについてもう少し言及すると、
《ムラーサの緑守り》を用いることで、
《召喚の調べ》から《ムラーサの緑守り》をリクルート。
《召喚の調べ》を回収。
《召喚の調べ》から《変位エルドラージ》をリクルート。
ブリンク能力で《ムラーサの緑守り》を出し直し、《召喚の調べ》を回収。
《召喚の調べ》から《血統の観察者》をリクルート。
《変位エルドラージ》のブリンク能力で《ムラーサの緑守り》を出し直し、《召喚の調べ》を回収。
《召喚の調べ》から《ズーラポートの殺し屋》をリクルート。
このように回すことで《召喚の調べ》1枚からコンボを達成させることが可能です。
覚えておきましょう。
・カード解説
《エルフの神秘家》、《エルフの幻想家》
序盤を支えるマナクリーチャーとドローターボ。
それぞれ、《変位エルドラージ》や《包囲サイ》に進化できます。
《ズーラポートの殺し屋》
コンボパーツ。
コンボを狙うデッキではないため(基本はビートダウンで、場合によってはコンボも狙う)、1枚だけにして状況に応じてサーチします。
単体でのカードパワーは一番弱いので気をつけましょう。
《変位エルドラージ》
ETB能力を使いまわしたり、ダメージを通したり、コンバットトリックをしたりと大いに活躍します。
たくさん遊びましょう。
《博覧会場の警備員》
《エルフの神秘家》から進化する除去カード。
《先頭に立つもの、アナフェンザ》
【ラリー】に対しての牽制です。
《エルフの神秘家》→《異界の進化》で2ターン目に出せ、《異界の進化》、《召喚の調べ》込みで9枚がデッキ内に存在するため結構な安定感があります。
《巨身の予見者、ニッサ》
モダンよりも環境が遅いと思うためプレイアブルだと思います。
《不屈の追跡者》
フェッチ+《不屈の追跡者》は暴力です。
マナフラしたら《異界の進化》で呼びましょう。
《金線の使い魔》
種になるし、《変位エルドラージ》でブリンクさせても強いので入れていますが、果たしてどうなのか?
《ゲトの裏切り者、カリタス》
《先頭に立つもの、アナフェンザ》と役割が被るので微妙かもしれませんが、一応、《反射魔導士》で戻されたらもう片方を召喚。とすることができます。
《包囲サイ》
強い。以上。
《発明の天使》
進化させて良し、調べて良し、ブリンクして良しの良カード。
どうあがいても《稲妻の一撃》で落ちるため基本的にすぐ死ぬつもりで使いましょう。
《新緑の機械巨人》
ブリンクさせるだけで勝てます。
もう少し言及すると、《衰滅》のことを考え、極力多くのクリーチャーがタフネス5以上になるように割り振りましょう。
《害悪の機械巨人》
《異界の進化》で呼べる除去カード兼、フィニッシャー。
こういうカード大好きです。
《血統の観察者》
コンボパーツに見えて、普通に出すだけでも結構強いです。
特に《衰滅》や《光輝の炎》を持たないデッキとのマッチアップではかなりの脅威になります。
《ムラーサの緑守り》
《永遠の証人》枠。
流石に重いですが、能力は唯一無二で《変位エルドラージ》と合わせた時にも強烈なシナジーを形成します。
このデッキに於いては《棲み家の防御者》の上位互換となります。
《異界の進化》、《召喚の調べ》
キーカード。
《召喚の調べ》は増やしてもいいかもしれません。
《アブザンの魔除け》
汎用除去。《ヴリンの神童、ジェイス》に触れないところだけ気になります。
+1/1カウンターモードも有効活用しましょう。
・雑感
モダンと違ってめちゃくちゃなコンボに好き勝手されることも無いため非常に楽しかったです。
サイドボードも状況に合わせて色々変えてみましょう。
《ヴリンの翼馬》、《配分の領事、カンバール》でコントロールやコンボを牽制したり、
《女王スズメバチ》で空を止めたり、《激変の機械巨人》で盤面を掃除したり、《龍王シルムガル》でフィニッシャーを奪ったり。
好みの形にチューンナップしましょう。
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