新スタンデッキ解説【ソウルシスターズ】
2016年10月4日 Magic: The Gathering
【ソウルシスターズ】
25-土地
12-平地
3-沼
4-乱脈な気孔
4-秘密の中庭
2-霊気拠点
21-クリーチャー
4-物静かな使用人
4-単体騎手/同体騎手
4-空中対応員
3-折れた刃、ギセラ
2-大天使アヴァシン
2-永代巡礼者、アイリ
2-配分の領事、カンバール
14-スペル
4-司祭の祈り
4-神聖な協力
2-石の宣告
4-密輸人の回転翼機
環境を見ての作成デッキです。
アグロだけには極端に強くて、その他のデッキには太刀打ちできません。
・戦略
【ソウルシスターズ】とはモダンに存在する「自分のライフを回復することで戦線を強化していくビートダウンデッキ」を指します。
このデッキでもライフゲインを軸にゲームを進めていきます。
差し詰め【物静かな使用人】と【永代巡礼者、アイリ】が「シスターズ」と言ったところでしょうか。
デッキ内のカードは大まかに「ライフを得るカード」と「ライフを得ることで強化されるカード」に分かれます。
まぁ大半が「ライフを得るカード」で、その結果アグロデッキには有利に立ち回れます。
・カード解説
《物静かな使用人》
「ライフを得ることで強化されるカード」です。
マナは必要になりますが、ライフを得るたびに打点が上がっていきます。
このカードのいいところは、自分以外も対象に取れるところです。
《単体騎手》を4/4まで強化すれば殴っただけで変身するようになるし、《空中対応員》や《折れた翼、ギセラ》はダメージレースを否定するようになります。
《単体騎手/同体騎手》
ライフを得ることも出来るし、得たライフでボーナスを得ることも出来ます。
しかしながら単体で機能することが極めて難しいため、他のカードのサポートは必須になります。
変身後はトランプルも相まって雑に殴りに行けるようになります。
4/4先制絆魂トランプルは結構異常だと実感出来ます。
先制攻撃の都合上、《物静かな使用人》と同時に殴った場合、まずはこのカードのダメージが解決され《物静かな使用人》の能力が誘発します。その後、《物静かな使用人》のダメージが解決されるため4点のダメージを与えることが可能になります。
《空中対応員》
《物静かな使用人》で積極的に強化していきたいですね。
相手の場に《密輸人の回転翼機》が存在すると殴れないのが欠点です。
《折れたつばさ、ギセラ》
環境的に見直されてきている一枚です。
こいつの一撃で《単体騎手》がトリガーします。
次のターンから8点ドレインが始まります。
タフネス3のため、《蓄霊稲妻》で倒されます。場持ちは悪め。
《大天使アヴァシン》
パワーカード。
特に言うことはないです。
《永代巡礼者、アイリ》
単体で完結した能力を持っています。
奥義は割と簡単に達成できますが、生け贄要因の確保が課題です。サイドから《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を入れると現実的ですが、そうなるとこのカードもサイドからの投入で良さげです。(アグロ相手には奥義を使う必要ないため)
《配分の領事、カンバール》
相手の除去に反応してライフを回復できます。
機体もキャスト時はアーティファクトのため誘発します。
《司祭の祈り》
1枚で《単体騎手》をトリガーでき、《永代巡礼者、アイリ》の奥義も近づきます。
対アグロでの延命としても活躍します。
《神聖な協力》
《単体騎手》のトリガー、除去、コンバットトリックとして使用できます。
状況に応じて使い分けましょう。
《石の宣告》
取りあえずの除去を入れておきます。
場合によっては増やします。
《密輸人の回転翼機》
言わずと知れた強力2マナ域。
相手の《密輸人の回転翼機》の牽制にもなります。
・雑感
非常に賞味期限の短いデッキなのでそろそろ使う意味がなくなってくると思います。
一応、サイドから《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》のような対コントロールカードも入るため、それなりに戦っていけそうですが・・・
環境にアグロしかいなくなれば勝率は上がりそうです。
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