スタンダード:デッキ解説【アブザンコントロール】
スタンダード:デッキ解説【アブザンコントロール】
スタンダード:デッキ解説【アブザンコントロール】

【アブザンコントロール】

26-土地

1-平地
4-沼
3-森
3-梢の眺望
4-乱脈な気孔
3-風切る泥沼
4-花盛りの湿地
4-進化する未開地


12-クリーチャー

1-折れた刃、ギセラ
1-ゲトの裏切り者、カリタス
1-害悪の機械巨人
4-森の代言者
2-不屈の追跡者
2-墓後家蜘蛛、イシュカナ
1-ムラーサの緑守り


22-スペル

2-最後の望み、リリアナ
1-生命の力、ニッサ
2-石の宣告
2-空鯨取りの一撃
2-死の重み
2-集団的蛮行
4-闇の掌握
1-完全無視
1-破滅の道
3-ウルヴェンワルド横断
2-苦渋の破棄



前期から引き続き、僕が使っているデッキです。
始まりは「イニストラードを覆う影」リリースで、
《ウルヴェンワルド横断》、《不屈の追跡者》という2大アドバンテージカードが登場しました。
《ウルヴェンワルド横断》は性質上、後半のフィニッシャーサーチとして運用でき、そうでなくても序盤はしっかりと土地を置くこと、特に任意の基本土地をサーチできることによるマナベースの安定がコントロールデッキとマッチしています。
一方、《不屈の追跡者》はコントロールデッキが抱える「後半のマナフラッド」を緩和でき、その打点の高さからコントロールデッキでありつつもミッドレンジとして振舞うことも出来ます。

これらに加えて以前から存在していた《森の代言者》も能力の性質からゲームが長引くコントロールデッキに適しているといえます。

この三種類のカードを元に「緑系」のコントロールデッキを組むことを考え、【ジャンド】や【アブザン】、【スゥルタイ】等の「BGx」コントロールを試しました。


今期も色々とデッキを考案しましたが、やはりBGxの安定感には適わず、現時点ではアブザンで行こうということに落ち着きました。
2週間後にはBMOも控えているので早めに腰を据えたいところです。


話がそれましたが、数ある緑系コントロールの中でもアブザンカラーを選んだ理由は
アグロ環境の中、ミシュラランドを一番強く使える
からです。

《森の代言者》で強化された《乱脈な気孔》はダメージレースを否定し、ゲーム中盤以降に完封することが出来ます。
また、《折れた刃、ギセラ》は《密輸人の回転翼機》に対する大きな脅威となり、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》等のプレインズウォーカー軍にも牽制となります。

ジャンドからは《龍王アタルカ》が、スゥルタイからは《龍王シルムガル》がそれぞれ退場したことも後押しになりました。


とは言ったものの、黒を足さないという選択肢もあるのが実際。
単純な除去だと《蓄霊稲妻》の方が強いですし、《折れた刃、ギセラ》も使えるため、少々前のめりになりますがナヤカラーも良いのかもしれません。


・カード解説
基本的に昔からあるデッキなのでこれと言って解説することはありません。
デッキの大まかな動きは【スゥルタイシーズン】のようなデッキに近いと思います。

今期に入ったことにより調整した部分を。

《残忍な剥ぎ取り》
アグロが蔓延る環境初頭となったため、受けることの難しいこのカードの採用は見送りました。
同様の理由で《最後の希望、リリアナ》の数も減らしています。

《害悪の機械巨人》
「カラデシュ」での収穫です。
《ウルヴェンワルド横断》からサーチできる除去カードで、単体でそのままフィニッシャーになり得ます。
ライフゲイン効果もコントロールというデッキ性質と噛み合っています。

《墓後家蜘蛛、イシュカナ》
《密輸人の回転翼機》への解答として増量しました。
《折れた刃、ギセラ》まで受け止めることができ、ライフルーズ能力のお陰で適当に時間を掛けるだけで勝つこともできます。

《ムラーサの緑守り》
《棲み家の防御者》の枠に《生命の力、ニッサ》を採用していたのですが、《ウルヴェンワルド横断》からリソースを確保するカードがどうしても必要に感じて採用しました。
《衰滅》がなくなったので多少信頼感が増しています。

《空鯨捕りの一撃》
インスタントということで《密輸人の回転翼機》を狙うことができ、「占術」は安定感を強めます。
成長する前の《森の代言者》や《反射魔導士》等、旧【バントカンパニー】勢に無力なため2枚までに抑えました。

《完全無視》
一方、こちらはパワーが低いクリーチャーを除去できるカード。
前期から《龍王シルムガル》や《搭載歩行機械》を対処できたりと地味に活躍していました。
現在の主な対象は《屑鉄場のたかり屋》です。

《集団的蛮行》
あまり強さを感じられませんが、ソーサリーという点とみんな使っているからというミーハーな理由で採用してみています。

《生命の力、ニッサ》
当たり前ですが、強いです。
奥義は本当に使っていいのかよく考えてから使いましょう。
相手にとって2,3枚のアドバンテージでニッサが消えてくれるなら本望なこともあります。
また、クリーチャー化した土地は起き上がります。
見た目のマナが+1されるので更なる展開ができるのも覚えておきましょう。
勿論、《森の代言者》との相性も抜群です。

《花盛りの湿地》
前期は《ラノワールの高原》:《風切る泥沼》=3:4で回していましたが、ファストランドの方が強いので比率を4:3に変えました。


・雑感
グランプリ東京では2日目まで連れて行ってくれ、前回のBMOでは賞金圏内まで連れて行ってくれたデッキなので乗り手の操縦不足以外は問題無さそうです。
今期はどこまで連れて行ってくれるのか(そもそもこのまま通用するのか

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索