新スタンデッキ解説【機械医学的召喚】
2016年9月27日 Magic: The Gathering
【機械医学的召喚】
島6
山6
さまよう噴気孔4
尖塔断の運河4
霊気拠点4
24
騒乱の歓楽者1
1
流電砲撃4
否認2
予期4
棚卸し4
苦しめる声2
焼夷流2
蓄霊稲妻4
呪文萎れ2
目録2
天才の片鱗2
電招の塔3
機械医学的召喚4
35
《機械医学的召喚》をフィーチャーした青赤2色のコントロールデッキです。
・基本的な動き
《機械医学的召喚》を盤面に立たせ、その上でソーサリー及びインスタント呪文を連打することでアドバンテージを得ていきます。
その為にキャストしてもリソースを失わないドロー系スペルがデッキの大半を占めています。
《機械医学的召喚》の奥義までいければ基本的に負けることは無いと思われます。
膨大に増えた手札を全てぶつけていきましょう。
2ターン目はドロースペルで手札を充実させ、5ターン目までは打消しと火力で盤面を維持します。5ターン目以降、《機械医学的召喚》が場に出てからは除去、カウンター、ドロー全てがクリーチャーを生み出すようになるので攻めに転じることが出来ます。
・各カード解説
《騒乱の歓楽者》
割と微妙なカードであまり必要性を感じていません。
多分別のスペルに置き換わると思われます。
手札が減らないため、キャストするタイミングがあまり無く、こいつ無しでも簡単にライフが奪えます。
《流電砲撃》
ドローや打消しの合間、余ったマナで打てる除去として採用しました。
《苦しめる声》のコストになることも可能です。
《否認》
「機体」のリリースにより、対象が相対的に増えました。
特に《密輸人の回転翼機》や《領事の旗艦、スカイソブリン》、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》のようなカードは非常に対処が難しいので積極的に打ち消していきます。
逆に、タフネスの低いクリーチャーは火力で何とかなるので打ち消しの必要性は余りありません。その点もこのカードの採用理由の一つです。
《予期》
キーパーツのサーチ、《機械医学的召喚》着地後のスペルサーチとして使える他、インスタントのため、《機械医学的召喚》着地後はコンバットトリックとしても使用可能です。
《棚卸し》
2マナで手札を補充できるカードです。
《機械医学的召喚》着地後はスペルを打つだけでクリーチャーが増えるボーナスゲームが始まるので、リソースを尽くさない工夫は必要です。
こちらも《苦しめる声》のコストになり得ます。
《苦しめる声》
5枚目以降の《予期》であり、《棚卸し》。手札を減らさずにキャストできるスペルとして採用しました。
他にもっと良いカードがあれば変更されます。
一応、弱い《流電砲撃》や《棚卸し》を捨てることでパワーアップさせることが可能です。
《焼夷流》
汎用除去でありフィニッシャー。
除去枠が多すぎるため減らしましたが、環境によってはフル搭載もアリです。
《蓄霊稲妻》
汎用除去。
エネルギーは《電招の塔》の威力を高めるためにも使えます。
3エネ溜めて0点ダメージも積極的に狙いましょう。
《呪文萎れ》
汎用打消し。
後半になると威力が弱まるのであまり待たずに使っていって良い気がします。
《目録》
インスタントで打てる《苦しめる声》。
インスタントで打てる利点は《機械医学的召喚》着地後にコンバットトリックとして使える点です。
こちらも場合によっては別のカードに挿し換わります。
《天才の片鱗》
エネルギーを溜めつつドローで来ます。
インスタントのため《呪文萎れ》を構えながら使用することが可能なため、かなり使い勝手が良いです。
《電招の塔》
第2の勝ち筋であり、ボードコントロールカード。
ドロースペルが火力に変換されます。
この効果と他の火力を併用することで高タフネスのクリーチャーも除去することが可能になります。
概ね、タフネス6くらいまでなら何とかなります。
《機械医学的召喚》
このデッキのキーカード。
暴力的なアドバンテージを生み出します。
トークンが6体並んだらさっさと奥義を狙いましょう。
相手の場が更地になり、こちらの手札は溢れ返ります。
イゼットカラーの性質上、エンチャントを使ったデッキがかなり鬼門となります。
《自然もどき》のような特殊なカードを除き、触ることが出来ません。
また、《絶え間ない飢餓、ウラモグ》のようなゲームを終わらせるカードを出されると素直にゲームが終わります。
プレインズウォーカーに対しては《電招の塔》、《さまよう噴気孔》のようなカードでどの程度打点を叩けるかによって難易度が変わります。
1体や2体ならぎりぎり対処可能ですが、3体目以降は処理不可能だと思われます。
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